コインパーキングでは、ロック板がない駐車場が増えています。
ロック板がない駐車場、いわゆる「ロックレス駐車場」では、必然的に乗り逃げ(未精算出庫)が増えると思われますが、各運営会社は不正出庫に対して様々な対策をとっています。
コインパーキングに駐車をして、料金を踏み倒して不正出庫した場合は「威力業務妨害罪」となります。
モラルを守って駐車場を利用したいものです。
車番認証システム・防犯カメラでの監視
- 車番認証システムの駐車場は、車室毎に車番認証カメラを設置しており、ナンバープレートが記録されている
- 防犯カメラが設置してある駐車場は、動画として撮影されている
- 不正出庫(未精算)車両は、入庫・出庫のデータが各運営会社で記録されている
- 運営会社は、自動車局・警察署等より不正出庫(未精算)車両を特定して追跡する
- 不正出庫(未精算)車両の所有者は、未精算料金の支払いや罰則料金等を請求される
時間貸し駐車場 ロックレス車番認証システム(東京都大田区)
「未精算出庫の不正車両対策」の事例紹介
不正出庫(未精算)時に、不正出庫警報灯の点灯と音声警告が流れます
不正出庫警報灯
銀行駐車場
「不正出庫警報灯」は、駐車場出入口や精算機近くに設置し、不正出庫が発生すると警報が鳴るシステムです。
不正出庫警報灯により、日頃からの警告と未精算出庫を抑止します。防犯カメラの組み合わせで、より効果的な不正車両対策となります。
一般時間貸し駐車場


クリニック駐車場


不正出庫警報灯の警報に気づいて、利用者が車両を停車させて精算する場合、既に駐車枠より出庫した場合でも精算できる仕様にしています。
※集中精算機の精算する設定は、出庫後15分以内(次車両の駐車前)となります。